やさしさに包まれたまち滝沢

令和6年1月1日~市制施行10周年

 

 

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滝沢地域デザイン(まちづくりの基本方針)

地域構造の基本

地域構造の基本的な骨格を、市の中心核、地域のまち、交流軸で構成する。鵜飼地域の市役所周辺に形成する中心核と9つの地域のまち(都市拠点と地域拠点)を有機的に道路、情報通信、人的ネットワークで結び、多核的なまちを形成する地域構造を築き上げる。

 

中心核と地域のまち

「中心核」

域名 拠点地域
市役所周辺 鵜飼地域の市役所周辺を村の中心核と位置づける
 

「都市拠点」(都市的機能を持つまち)

地域名 拠点地域
鵜飼 市役所周辺地域~滝沢ニュータウン周辺地域
元村 滝沢ふるさと交流館周辺~国分道路沿線地域
巣子 岩手銀行巣子支店周辺地域~巣子滝沢駅線街路沿線地域
川前 滝沢駅周辺地域~県道盛岡環状線沿線地域
大釜・篠木・大沢 大釜駅周辺地域~国道46号沿線地域
小岩井 小岩井駅周辺地域
 

「地域拠点」(集落コミュニティの核となるまち)

地域名 拠点地域
姥屋敷 姥屋敷小中学校周辺地域
柳沢 柳沢小中学校周辺地域~岩手山神社周辺地域
一本木 自衛隊駐屯地正門周辺地域~国道282号沿線地域


交流軸

  • 道路ネットワーク
    幹線道路、主要市道、都市計画道路のネットワーク化を進め、市内東西ルート、南北ルートを確立し、ラダー型の交流軸を形成する。
  • 情報通信ネットワーク
    市民のリテラシ-対策(情報活用能力)を進め、CATV、地域LANの整備など地域の情報化を推進し、「地域のまち」に生活する住民が交流できる環境を形成する。
  • 人的ネットワーク
    地域コミュニティごとの自治会、福祉、教育文化など組織の強化を図り、地域組織の交流連携を推進し、人的ネットワークを形成する。

 

土地利用ゾーン

「地域のまち」の形成と地域の個性を伸ばす方向を示すため、一体的な土地利用、また補完的な土地利用を図る複合地域に土地利用ゾーンを設定する。

  • 田園・新産業ゾーン 
    大沢地域から小岩井地域にかけて田園地域の維持に努めるとともに、小岩井地域の西リサーチパークから大釜地域の国道46号沿線にかけて、業務支援サービス業、沿道サービス業等の新産業の集積する地域と位置づけ、田園・新産業ゾーンを設定する。
  • 中心都市ゾーン
    鵜飼地域から元村地域の「都市拠点」にかけて、市の中心拠点から広がりを持つ市街地と位置づけて、中心都市ゾーンを設定し、住宅地や商業地を形成し、市街地の連たんを図る。
  • 研究学園ゾーン
    大学、研究機関の集積する東部地域に研究学園ゾーンを設定し、さらに教育研究施設や研究関連事業所の立地誘導を図り、また川前地域から巣子地域にかけて市街地の連たんを図りながら、都市機能を強化する。
  • 酪農・自然交流ゾーン
    岩手山麓の姥屋敷地域から、柳沢地域、一本木地域にかけて酪農振興地域とし、さらに小岩井農場、鞍掛山、相の沢牧野、柳沢馬返しにかけて自然を生かした交流地域と位置づけて、酪農・自然交流ゾーンを設定する。
  • 農工ゾーン
    国道282号沿線地域を工業、流通業務を振興する地域と位置づけて、周辺農用地と調和を図りながら、農工ゾーンを設定し、農業と工業が一体となったまちづくりを進める。

土地の活用と保全の方針

市街地の形成

都市拠点を中心とする地域の都市機能の充実を図り、また新たな都市的土地需要に対応し、都市拠点の周辺地域を市街地に拡大する区域と位置づけ、丘陵地の田園、森林との調和に配慮しながら市街地間の連たんを図り、良好な都市空間を形成する。

 

田園地域の形成 

岩手山麓や丘陵地に広がるまとまりの農地を保全し、農業生産力の強化を図り、営農環境を整備する。併せて、地域住民が交流する地域拠点を形成しながら、自然環境、田園景観と調和した住宅地を誘導し、地域の定住人口の確保に努める。

 

自然環境保全・活用地域の形成

岩手山麓に広がる豊かな自然環境を次世代に健全な形で継承し、自然を生かして市民が緑にふれあう地域を形成する。

 

交通通信基盤の整備方針

道路交通

主要幹線道路の拡幅整備を促進し、北東北の主要都市を結ぶ結節機能を強化するとともに、地域内交流を促進するため、市内の東西ルート、南北ルートを確立し、「地域のまち」を連結する道路ネットワークを形成する。

 

公共交通

市民の利便性の向上を図るため、鉄道、バス交通の運行の充実を図るとともに、新駅の設置や駅前広場、駅周辺駐車場等の交通施設の整備を推進する。

 

情報通信

住民間の交流や地域連携の推進、また住民サービスの向上を図るため、情報通信基盤の整備に努め、誰でも利用しやすい地域の情報通信ネットワークを構築し、住民の必要な情報がいつでも入手できる環境を整備する。

 

産業振興の整備方針

農林業

農林業が持つ市土の保全機能を維持し、生産基盤の整備を図り、観光との連携や情報化を活用し販路拡大に努め、付加価値の高い農林業を展開する。

 

商工業・サービス業

大学が存する優位性を生かし、研究開発型企業、ソフトウェア業企業等の誘致を進め、地域産業の活性化を図る。また、消費者ニーズに応じた商業、サービス業の育成と立地促進を図り、魅力ある商店づくりに努める。

 

観光・物産

滝沢の自然資源、歴史資源の魅力を十分に生かして、市民、観光客が楽しめる地域を整備するとともに、観光物産施設の設置や観光案内の充実を図り、広域観光ルートを形成する。


 

地域環境の整備方針

上下水道

岩手山麓の森林地帯における水源涵養機能の維持を図り、人口増加に対応できる水源を確保し、安全な水道水を安定的に供給できる態勢を整備する。また、快適な生活環境の確保と河川水質の保全を図るため、土地利用形態に応じて公共下水道の整備や農業集落排水事業の導入等を推進し、市域全体の水洗化に努める。

 

公園緑地

快適な住環境と緑地空間を維持し、住民の憩いや交流の場また災害時の避難機能を有する公園を計画的に整備する。また、現公園について、地域住民ニーズに併せた機能を付加し、有効な活用を推進する。

 

河川

主要河川の改修を推進し、治水機能の強化を図るとともに、河川の街の貴重なうるおい空間としての機能を大切にし、緑地化、散策路の整備等を進め、身近な水辺空間の創出を図る。

 

景観形成

岩手山のすばらしい自然や眺望、また街並み、田園風景、歴史資源など滝沢らしい地域景観を大切にし、うるおいのある生活環境を形成する。

 

環境保全

市民一人ひとりの環境保全に対する理解と協力の下に、環境に負荷のないまちづくりを進める。

 

くらしとコミュニティの形成方針

地域福祉

少子高齢化に対応し、地域ボランティアの育成に努め、福祉のネットワーク化、福祉施設の整備を推進し、市民が生涯に安心して生活できる地域を形成する。

 

生涯学習

地域住民の生涯学習の要求に応え、教育文化施設、体育スポーツ施設の整備や学習情報の提供体制の充実に努めるとともに、伝統芸能を継承する人材を養成する。また、東部地域に高等教育機関の集積を図り、地域活用を推進する。

 

生活安全

地域の消防団、防犯交通安全協会等の活動を支援し、交通安全、消防防災、防犯対策を強化し、また公害防止対策を進め、市民が安心して暮らせる地域を形成する。

 

ごみ処理

資源ごみのリサイクルの推進、ごみ出しルールの徹底を図り、家庭、事業所からのごみの減量化に努めるとともに、安全に焼却処理するごみ処理施設、資源化施設の整備を推進する。また、産業廃棄物の適正な処理を促進する。

 

地域コミュニティ

住民の交流できる体制を整備し、住民の地域の帰属意識、自治意識の向上を図り、地域の連帯感の醸成に努め、地域コミュニティの強化を推進する。


(このページの内容のお問い合わせ先)

滝沢市役所 市民環境部
地域づくり推進課

電話019-656-6506
                 019-656-6514
ファックス 019-684-2158
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