ユーザー目線を学ぶ~デザインシンキングWS
(平成30年10月9日掲載)
「デザイン・シンキング・ワークショップ」が9月30日に市IPUイノベーションセンターで開催され、首都圏・県内企業、農林水産業、学校関係者、自治体、研究機関、学生など68人が参加しました。
広い視点から岩手県の課題や岩手県の強みを改めて理解するため、前日29日には市内企業や県内企業を巡るフィールドツアーが開催されました。また、30日には新製品の開発や生産性を向上させるアイデア、岩手の強みを活かしたビジネスを発掘することを目的としたワークショップが行われました。
ワークショップでは、事業性からではなく「個人」に着目することの重要性を理解しました。参加者は「2日間のプログラムでゼロから始まって事業のタネを作り出せることに感動しました。是非ここで生まれたアイデアを実現させたいです」と話していました。
※デザインシンキングとは
ニーズの多様化、競争環境の不確実化によって、従来のような製品中心の発想や、単純なアプローチだけでは、世の中に受け入れられる製品やサービスを生み出すのが難しくなっています。デザイン思考とは製品や企業の目線ではなく、ユーザーの目線で考える思考法でシリコンバレーにおける「イノベーションのマニュアル」として注目を集めています。