施策が実現できたときの状態について、平成23年度での到達状況
【概ね達成した】
児童生徒が身に付けなければならない「確かな学力」とは、関心・意欲・態度、判断力、問題発見能力、問題解決能力等を含めた総合的な学力ですが、「全国学力・学習状況調査」「岩手県学習定着度状況調査」等で把握することができる学力も重要な学力であることから、全体正答率の県平均を基準として、本村の児童生徒の実施学年・教科毎の現状を分析しました。
その結果、等質集団の経年比較では全体的に学力が向上してきている傾向がうかがわれ、国語の漢字等言語事項に係る学力を身に付けさせることをねらいとする「漢字力だめし用問題」「国語学習支援シート」、算数・数学、英語教員の授業力向上を図るための「授業力ステップアップアドバイザー事業」、大学生を活用した「ラーニングサポータープロジェクト事業」など、村独自に行っている事業と各学校の指導の成果が表れているものと考えています。
一方、学年によっては算数・数学、英語等の教科に依然として課題がみられることから、引き続き学力向上の取組みが必要と考えています。また、平成23年度の質問紙調査によると、本村の児童生徒は全国・県と比較して、「1日当たりのテレビ・ビデオ・DVDの視聴時間が長い」「家庭学習の時間が少ない」という課題も依然としてあることから、家庭学習の習慣化を図るための「放課後マイスタディ支援事業」などの取組に力を入れる必要があると考えています。
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3ヵ年方針のうち、平成23年度の重点課題の達成(実現)状況
【概ね達成した】
「岩手県学習定着度状況調査(英語チャレンジテストを含む)」等における経年比較において、県平均を上回った学年・教科別調査数の割合は、平成21年度47%、平成22年度52%、平成23年度60%と推移しています。
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