施策が実現できたときの状態について、平成23年度での到達状況
【概ね達成した】
「豊かな心」が育成された児童生徒の姿は目に見えて表出されない部分が多く、たとえ表出したとしても個々に多様なものです。児童生徒の豊かな心の育成は、学校の道徳の時間を要として、自他の生命を尊重し、思いやりの心などが発達段階に応じて育まれていること、自己実現のため課題に立ち向かい、困難を乗り超えようと努力していること、総合的な学習の時間等において食育、環境教育、ボランティア教育、キャリア教育等に係る学習をバランスよく体験していることなどから、概ね順調に推移していると捉えています。
一方、平成22年度「全国学力・学習状況調査」の人間としての心のありように関わる児童生徒の意識調査によると、平成21年度の課題のうち、「学校の決まりを守っている」「いじめはいけない」などの項目で改善がみられましたが、「人の役に立つ人間になりたい」「困っている人を進んで助ける」などの項目では依然として課題があることが明らかになっています。
このような課題は、児童生徒が自分に自信がもてず、将来や人間関係に不安を感じていることに起因していると推察され、教育行政としては、引き続き本村のより多くの児童生徒に対して、小学校段階から他者や社会と関わりをもつ体験を積み重ねることにより、他者や社会と共に生きる自分への自信を育んでいく必要があるものと考えています。
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3ヵ年方針のうち、平成23年度の重点課題の達成(実現)状況
【達成した】
ふるさと雇用再生事業として実施した「キャリア教育サポート事業」において、村内の小・中学校におけるキャリア教育の推進、とりわけ、啓発的体験を実施する上で「滝沢村のキャリア教育」を作成するとともに、外部講師を派遣しました。
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