新型コロナウイルス感染症拡大防止のための消毒液の作り方
家庭用の塩素系漂白剤で「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」を作ることができます
家庭用の塩素系漂白剤(ハイター、キッチンハイター、ブリーチなど)には、次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。
薄めることで「塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)消毒液」を作ることができます。
この消毒液は、手指がよく触れるドアノブや照明のスイッチ、テーブルや椅子、電話機などさまざまなものの消毒に使うことができます。
チラシ「消毒用アルコールがない場合の消毒について」 (179KB; PDFファイル)
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)消毒液の作り方
準備するもの
- 家庭用の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムが5〜6%のもの):ハイター、キッチンハイター、ブリーチなど
- 水
- 空のペットボトル(500ml)
作り方1:嘔吐物が付着した床などの処理用(0.1%濃度)
- 500mlのペットボトルに水を入れる。
- ペットボトルのキャップ2杯(10ml)の塩素系漂白剤を入れる。
作り方2:ドアノブ、照明のスイッチなどの消毒用(0.05%濃度)
- 500mlのペットボトルに水を入れる。
- ペットボトルのキャップ1杯(5ml)の塩素系漂白剤を入れる。
注意:次亜塩素酸ナトリウム濃度が5%の場合です。製品に記載されている濃度をもとに薄めて使用してください。
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)消毒液の使用方法
- ペーパータオルなどに十分薬液を染み込ませて拭いた後、水拭きしてください。
- 拭く部分が濡れている場合、水分を拭きとった後に行ってください。
- 金属部分に使用する場合、錆びたり変色することがあるため注意が必要です。使用後10分経ったら水拭きしてください。
- スプレーボトルでの薬液の噴霧は、ウイルスの飛散の可能性があるため、好ましくありません。
注意
- 皮膚の刺激が強いため、直接手で触れないようにビニール等の手袋などを使用してください。手指消毒には使用しないでください。
- 消毒液が皮膚や衣類についた場合は、直ちに水で洗い流してください。
- 使用するときは換気を十分に行ってください。
- 酸性の強い液体と混ぜると有毒ガスが発生しますので注意してください。
- 使用後は必ず水で洗い流すか拭き取ってください。
- 塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)は消毒には有効ですが、半面、腐食作用や漂白作用(変色や色落ち)があります。使用後はしっかりと水で洗い流すか水拭きしてください。
- 作った消毒液は、時間が経つにつれて効果がなくなりますので、使うときに原液を希釈して必要な量だけを作り、作り置きをしないでください。
- 塩素は日光によって分解され殺菌力が低下します。原液は直接日の当たらないところや高温の場所には置かないでください。
(このページの内容のお問い合わせ先)
滝沢市役所
健康福祉部
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