市有馬の滝姫が出産~馬っこパークですくすく
(平成30年05月11日掲載)
市で所有している馬「滝姫」が、5月9日午前2時ごろに馬っこパークいわてで雌の子馬を出産しました。予定日より9日遅い出産で、体重は約70キロ。出産に立ち会った馬っこパークの加藤厩務主任は「予定日より遅れましたが、元気に生まれてよかったです」と胸をなでおろしました。
チャグチャグ馬コの出馬頭数は、平成2年の102頭をピークに、平成29年度には70頭と、年々減少しています。市では、出馬頭数が減少している現状を踏まえ、平成21年に初代市有馬「校伯」を所有。今回生まれた子馬は校伯の孫に当たります。チャグチャグ馬コの継承のため、新たに生まれた子馬を無償譲渡する取り組みを進めており、これまで4頭の市有馬を4人に無償譲渡しました。今回生まれた子馬も、乳離れの後チャグチャグ馬コ同好会滝沢支部の会員に無償譲渡され、その後命名される見込みです。
6月9日(土)のチャグチャグ馬コでは、大沢の南部曲り家で親子一緒に係留される予定です。それまでは、馬っこパークいわてで滝姫と子馬の姿を見ることができます。