学校給食における放射性物質の測定について
学校給食センターでは、給食の放射能の影響に対する不安を軽減するため、地場農産物の納入が開始される平成24年7月から、独自の放射性物質濃度測定を実施しています。
また平成25年4月からは、給食1食分(牛乳含む)の放射性物質濃度測定についても実施しています。
市場を流通している食品は、出荷段階で出荷制限等の必要な措置が取られており、市場を通さずに直接納入される地場農産物を中心に測定を行い、給食の一層の安全安心の確保と不安の解消を図ります。
なお、地場農産物については、これまでの測定結果がすべて「不検出」であったことから、毎年品目ごとに最初に提供する食材を測定し「不検出」の場合は、以後その年の測定は省略するものとしています。
<測定の概要>
(1)測定機器
Nal(TI)シンチレーションスペクトロメータ
※令和元年度からは測定を、外部委託しています。
(2)測定品目
・地元から仕入れる農産物地場農産物(野菜類等)を中心とする。
・提供後の給食まるごと1食分(牛乳含む)
(3)測定物質
放射性物質セシウム134、セシウム137
(4)測定結果の公表
市ホームページ及び毎月の「献立のお知らせ」で公表します。
(5)食品衛生法の基準値を超えた場合の対応について
国が定める食品中の放射性物質(セシウム)の基準を超えた食材については、使用しないこととします。
また、基準値の2分の1を超える場合には、県への精密測定(ゲルマニウム半導体検出器による測定)
の依頼を行います。この場合も給食には使用しないこととします。
<学校給食センター測定結果>
(1)給食1食分の測定結果
○測定結果(令和2年12月分)92KB:PDF
(2)地場農産物の測定結果
○測定結果 (令和2年11月)70KB:PDF
○「不検出」の意味について
「不検出」とは、測定した結果、「放射性物質が存在しない」または、「検出限界濃度未満」であったことを表しています。
○「検出限界濃度」とは
「検出限界濃度」とは、機器が検出できる最小の値で、測定試料の量やバックグラウンドの値(自然放射線の量)など
によって変わるため、測定試料ごとに値は変化します。
平成24~29年度の測定結果(回数)、平成30~令和元年度の測定結果(数値)はこちらになります。
<参考>
○食品衛生法に基づく食品中の放射性セシウムの新基準値
食品群 |
基準値(Bq/Kg) |
一般食品 |
100 |
乳児用食品 |
50 |
牛 乳 |
50 |
飲料水 |
10 |
※平成24年4月から施行
○厚生労働省作成のリーフレット
(457KB:PDFファイル)
(このページの内容のお問い合わせ先) 滝沢市教育委員会
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