特産品・奨励品種
夏の風物詩、滝沢すいか
県内一の出荷量を誇る滝沢産のすいか、通称「滝沢すいか」。
水はけの良い火山灰土の農地と、昼夜の大きな寒暖差が良質のすいかを育てます。
甘い果汁がたっぷりと濃縮され、シャキシャキした爽やかな食感が楽しめる夏のごちそう。
毎年夏が訪れると、沿道の直売所には、たくさんのすいかが並び、人々の目を引きます。
夏の風物詩として全国にファンを持つ特産品です。
岩手山の伏流水で育った岩魚
秀峰岩手山の麓では、豊富な湧き水を利用した岩魚の養殖が古くから行われてきました。
養魚場の澄み切った水の中で、卵から育てられた岩魚は、塩焼きはもちろんのこと、お刺身やお寿司などでもその美味しさを発揮します。
秋、沿道を彩るりんご達
滝沢の地にりんごが導入されたのは大正の頃。現在では80ha、約80戸の農家にまで生産が広がりました。
岩手山麓滝沢のりんごは、秋の深まりとともにおいしさをぐんぐん増して。
ふじ、王林、ジョナゴールド、さんさ、、北斗、千秋、陽光、世界一・・・何十種類ものりんご達が沿道の畑や直売所を彩ります。
~黄金の濃蜜りんご~滝沢はるか
「はるか」は、平成14年に岩手大学農学部で生まれ、滝沢農場で育まれた新品種のりんご。
つるりとした淡いレモンイエローの肌。豊かな香りとシャッキリとした食感。実には蜜がたっぷりと入り、抜群の糖度を誇ります。
「はるか」の糖度は平均15度以上、中には20度を超えるものもあります(ふじは13度程度)。
岩手のりんご農家と研究者の長年の苦労がようやく実を結び、完成度の高い逸品となりました。
※「~黄金の濃蜜りんご~滝沢はるか」は、滝沢産はるかの中でも糖度・蜜入りともに厳しい品質基準により選別されたブランド商品です。
北国で栽培するさつま芋、クイックスイート
「クイックスイート」は、ベニアズマに九州30号を交配したさつま芋の品種。
クイックスイートの名前は、糖化の温度帯が広いため電子レンジなどを使った短時間の加熱料理が可能な甘い品種であるという特徴に由来しています。
一般的なさつま芋はホクホクの食感。ところがクイックスイートはねっとりしっとりした柔らかい食感です。
そして、際立つ甘さはまるでスイーツそのもの。
焼く、蒸す、茹でる、揚げる…全ての加熱方法においてクイックスイートの糖含量は他の品種に勝ります。