スローショッピングとは

認知症の方やその家族、高齢者の方やなんらかの障害を抱えている方が、自分のペースで安心してお買い物ができるやさしい空間を提供するため、付き添いボランティアが商品選びを支援したり、店内に専用のレジを設ける取り組みです。

紹介動画は「2020認知症になっても住みよいまちづくりフォーラム 滝沢発スローショッピングの取り組みについて(外部リンク)」をご確認ください。

スローショッピング当日の流れ

  • 一緒に買い物に寄り添うボランティア(パートナー)が、買い物のお手伝いをします。
    例)買い物カゴ持ち、買い物メモの確認、商品をカゴに入れる、車いすの補助等
    • お手伝いが必要な方は、お買い物前にまず「くつろぎサロン」に寄るとパートナーが声を掛けてくれます。
      買い物メモを見て、買う物をパートナーと一緒に確認します。
    • ヘルプカードをつけ、パートナーのサポートを得ながら自分で品物を選びます。

  • ゆっくり会計ができる「スローレジ・ゆっくりレジ」を設けています。

  • 「くつろぎサロン」で情報交換やお話をしながら、ゆっくりとお休みが出来ます。

高齢者がスーパーに入店している様子
高齢者がスーパーで商品を眺めている様子

※オレンジのスカーフの方がパートナーさんです。

スローショッピングを支えるスタッフ

  • 認知症サポーター養成講座を受講した住民の方がパートナーとなり、認知症に対する正しい理解をもってお手伝いします。
    パートナーの目印はオレンジ色のスカーフや名札です。
  • スーパーの従業員も認知症サポーター養成講座を受講しており、レジ等お買い物空間をやさしくサポートします。

スローショッピングの取り組みを行うスーパー

マイヤ滝沢店(滝沢市鵜飼狐洞7-1)

開催日:毎週木曜日午後1時~午後3時(くつろぎサロンはマイヤテラスに設けています)

チラシはこちら

マイヤホームページ(外部リンク)

岩手県地域包括ケア情報誌「ちいきで包む」でスローショッピングが特集されました。

ちいきで包む第31号(令和4年1月27日発行)【全国に広がる「やさしいお買い物」101回目の「スローショッピング」の巻】(PDF)

ベルフ牧野林(滝沢市牧野林291-1)

開催日:毎週火曜日 午後1時~午後3時(くつろぎサロンはイートインスペースに設けています)

チラシはこちら

ベルフ牧野林ホームページ(外部リンク)

スローショッピングの取り組みに関する各種表彰

「第3回認知症とともに生きるまち大賞」のニューウェーブ賞を受賞(令和元年12月7日授賞式)

認知症になっても住みよいまちプロジェクトが、NHK厚生文化事業団で行われている「第3回認知症とともに生きるまち大賞」のニューウェーブ賞を受賞しました。

「誰かに買ってきてもらう」のではなく、「自分で選んで自分で買う」そのことが認知症の人にとって大きな暮らしの実感や活性化の源だとの評価を頂きました。

滝沢市写真で見るニュースの記事はこちら(「第3回認知症とともに生きるまち大賞」のニューウェーブ賞)

「認知症サポーターキャラバン」の認知症サポーターの活動部門で令和6年度の最優秀賞を受賞(令和7年1月25日表彰式)

「スローショッピング」の取り組みが「認知症サポーターキャラバン」の認知症サポーターの活動部門で令和6年度の最優秀賞を受賞しました。

この賞は、全国キャラバン・メイト連絡協議会が主催する、認知症に関する地域支援活動において、特に優れた取り組みを行った団体や個人に贈られるものです。

滝沢市写真で見るニュースの記事はこちら(「認知症サポーターキャラバン認知症サポーターの活動部門」の最優秀賞)

滝沢市認知症サポーターキャラバンのイラスト