味覚って何だろう~学童施設でシェフを講師に
(令和6年10月30日掲載)
味覚に関する教育活動「味覚の授業」が10月24日、学童保育施設のひだまりキッズクラブ一本木で開催されました。
当日は、全日本司厨士協会北部地方岩手県本部名誉会長で、ホテルメトロポリタン盛岡の総料理長も務める狩野美紀雄(かのうみきお)シェフと、パティシエの瀨川徹(せがわとおる)氏が講師として来訪しました。
参加した29人の児童は、順番に塩の「しょっぱい」や酢の「酸っぱい」、ゴーヤの「苦い」、チョコの「甘い」、かつおだしの「旨い」などを味わって体感し、普段あまり意識することない「味覚」を意識して食の楽しみを学びました。鼻をつまんでグミを食べる場面では、児童らは口々に「味がしない」と驚嘆。匂いを嗅ぐ鼻や食べる音を聞く耳など、味は五感を使って楽しめることも実感していました。
狩野シェフは、食事を作る人や生産者に感謝の気持ちを持つ大切さについて説明しながら「これはどんな味かなと話しながら、いろんなものを食べて楽しもう」と児童に語り掛けました。
(たきざわ魅力発信室作成)