消防団員が横一列に整列している様子

消防団とは?

消防団は、消防署と同じく、法律に基づいて市町村に設けられている消防機関で、火災はもちろん、水害などの各種災害へ対応しています。
滝沢市消防団は現在、本部、ラッパ隊及び11個の分団で組織されています。管轄地域については、次のとおりです。

地区名

  • 大釜地区(第1分団)
  • 篠木地区(第2分団)
  • 大沢地区(第3分団)
  • 鵜飼地区(第4分団)
  • 元村地区(第5分団)
  • 一本木地区(第6分団)
  • 川前・巣子地区(第7分団)
  • 柳沢地区(第8分団)
  • 小岩井地区(第9分団)
  • 姥屋敷地区(第10分団)
  • 全市(第11分団)

消防団員の身分は?

消防団員は、さまざまな職業に就いている地域住民の方々が入団していますが、消防団員は、非常勤特別職の地方公務員となっています。

消防団員は誰が任命するの?

消防団長は、消防団の推薦に基づき、市町村長が任命しますが、消防団員は、市町村長の承認を得て、消防団長が任命します。

消防団員は何人くらいいるの?

滝沢市消防団は、令和7年7月1日現在で297人が在籍しています。

滝沢市の消防団員数は緩やかに減少しており、全国でも年々減少しています。

また、若年層の消防団員の入団の減少により、高齢化が懸念されています。

消防団員人数
調査日 団員数(滝沢市) 平均年齢(滝沢市) 団員数(全国) 平均年齢(全国)
令和5年4月1日 288人 43.8歳 762,670人 43.6歳
令和2年4月1日 304人 43.2歳 818,478人 41.9歳
平成25年4月1日 358人 40.8歳 868,872人 39.7歳

出典:総務省消防庁「消防白書」より

学生も消防団員になれますか?

滝沢市消防団では、現役の大学生で消防団員として活躍されている方がいます。
滝沢市にお住まい、または滝沢市に通学している方で、18歳以上の方なら、学生でも消防団員になれます。
全国では男女問わず、多くの学生の方々が、各地の消防団で活躍中していますので、興味のある方、ぜひご連絡下さい。

学生消防団の活躍について(外部リンクのため別タブで開きます)

女性も消防団員になれますか?

もちろん、女性も消防団員になれます!
とかく「男の世界」と思われがちな消防団ですが、全国では28,595人(令和6年4月1日現在)、岩手県でも529人(令和6年4月1日現在)の女性消防団員が、住民への防災指導や応急手当の普及など様々な分野で活躍しています。また、女性消防団員の数は増え続けています。
滝沢市では32人(令和7年3月1日現在)の女性消防団員が様々な活動を行っています。

女性消防団員の活躍について(外部リンクのため別タブで開きます)

女性団員の活動写真
女性団員の活動写真
女性団員の活動写真

公務員も消防団員になれますか?

役場分団活動写真

国家公務員も地方公務員も、消防団員になれます。

消防団に入団するときは、国家公務員法等の規定に従い、任命権者(市長等)の許可を受けなければなりません。

滝沢市は、市職員で構成される第11分団が設置されるなど市職員も消防団員として地域の安心・安全のために活動しています。

消防団員に報酬はありますか?

消防団員には、市町村条例の定めるところにより、年額報酬が支給されます。
また、火災や風水害などの災害時の出動や、平常時の警戒や訓練のために出動した場合には、市町村条例の定めるところにより、出動報酬が支給されます。

年額報酬(1年間消防団に在籍した場合)

階級

区分

報酬額

団長 年額 172,000円
副団長 年額 129,000円
分団長 年額 115,000円
副分団長 年額 96,000円
部長 年額 94,000円
班長 年額 47,500円
団員 年額 36,500円
出動報酬

区分

支給単位 金額 摘要
災害 1日につき(4時間未満) 4,000円 災害のため出動した場合
1日につき(4時間以上) 8,000円
警戒 1日につき 3,500円 警戒のため出動した場合
訓練 1日につき 3,500円 訓練のため出動した場合
その他 1日につき 3,500円 機械器具等の整備点検及び広報、その他出動要請のあった消防職務等に従事した場合

参考の目安として、1人あたり平均月2回程度活動していますので「月7,000円(年間105,000円)」程度が出動報酬として支払われます。なお、各分団の活動回数、団員の活動回数等の条件によって支払金額は変動します。

消防団員の仕事は何ですか?

火災防御訓練の様子

消防団の任務は、地域を火災等の災害から守ることです。

消防団員は、普段は自分の職業に就きながら、火災はもちろんのこと、地震や風水害時の大規模災害時にも活動します。
災害がない平常時には、様々な災害に対応するために日々訓練しながら、火災の予防や住民に対する啓発や幅広い分野で活動しており、地域の消防防災のリーダーとして重要な役割を果たしています。
また、消防ラッパを担当するラッパ隊も様々な地域やイベントにも参加するなど、幅広く活動しています。

消防団は日頃から地域に密着した活動を行っている組織です。

団員を募集しています!

火災防御訓練の様子

消防団は誰でも参加できる活動です。

さまざまな職業に就いている人たちが集まり、それぞれのライフスタイルがある中、活動しています。

自分に合った活動のしかたや、少しでも協力できることはあるの?とお考えの方!
会社員の方、自営業の方、主婦の方、学生の方など、年齢(ただし18歳以上)・性別・職業問わず、色々な方が参加しています。
あなたのチカラがあなたの大事な人に、地域に、消防団に必要です。一緒に活動しましょう!
興味を持たれた方、入団を希望される方は防災防犯課までご連絡下さい。