ヤングケアラーとは?

本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもや若者のことをいいます。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などにも影響が出てしまうこともあります。

具体例として

・障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・洗濯などの家事をしている。

・家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている。

・障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている。

・目を離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている。

・日本語が苦手な家族や障がいのある家族のために通訳をしている。

・家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている。

・アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している。

・がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている。

・障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている。

障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている。などが挙げられます。

CHECK! 令和6年6月、”ヤングケアラーは国・地方公共団体等が各種支援に努めるべき対象”として、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」と子ども・若者育成支援推進法に明記されたことにより、相談できる場所が広がっています。

・あまり友達と遊べない・・・

・寝る時間が足りなくて・・・

・自分の時間がない・・・

・学校に行きたくても行けない・・・

・希望の進路を選べない・・・

・宿題とか勉強する時間がない・・・

もし悩みを抱えていたら、学校(先生、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー)や、滝沢市子ども家庭センター、地域のヤングケアラー支援団体などに相談できます。辛いときは、信頼できるまわりの大人に頼ることが大事です。

詳しくは、こども家庭庁の特設サイトをご覧ください。https://kodomoshien.cfa.go.jp/young-carer