馬ふん堆肥を活用して育てる滝沢スイカ「ちゃぐちゃぐスイカ」の定植会が5月1日、外山にある駿河俊也(するがとしや)さんの農地で実施されました。
「ちゃぐちゃぐスイカ」は、チャグチャグ馬コの行進馬の馬ふん堆肥を活用して育てたスイカで、売り上げの一部を行進馬の餌やチャグチャグ馬コの装束などに還元し循環させる取り組みで、市内の若手農業者組織「たきざわグリーンワークス」の有志によって実施されています。
当日は滝沢小学校5年生の児童約120人が、駿河さんから植え方を教わりながら、30㎝ほどに育ったスイカの苗を丁寧に植えました。作業を体験する子どもたちからは「大きくなーれ」や「はやく食べたい」といった声が聞かれ、8月に予定される収穫を待ち望んでいる様子でした。
駿河さんは「この農業体験から、地域への愛着醸成につながってくれたらうれしい。これからの作業や座学での学習を通じて、市の伝統文化であるチャグチャグ馬コの現状や、農業以外にもさまざまなつながりを持ち、支え合っていることを知ってもらう機会にしたい」と話しました。
(たきざわ魅力発信室作成)