(令和7年6月10日掲載)
チャグチャグ馬コに出馬予定の重種馬による馬耕が6月2日、一本木地区の圃場で開催されました。
今回行われたのは代かき作業で、前回の田おこしに引き続き(一社)ひだまり農園代表の鈴木学(すずきまなぶ)氏の圃場で行われました。
晴天の下で行われた代かきは、農機具の普及に伴い現代では少なくなった農村の原風景。付近を通った地域の人も懐かしむように見つめていました。
馬耕を指導する(一社)馬搬振興会代表理事の岩間敬(いわまたかし)氏は「約3反弱の広さの田を2頭で代かきしているが、今日は3時間ほどかかった。時間はかかるが、化石燃料を使用しないためSDGsにもつながる。昔は一般的に行っていた馬耕も、馬を扱える人が少なくなっているのでできる人も減っている。馬耕を通じて後継者の育成や文化の継承にも取り組んでいきたい」と話しました。
(観光物産課作成)