認知症の正しい知識の普及と理解を深めることを目的とした「オレンジフェスタ2025」が9月7日、滝沢ふるさと交流館で開催されました。

当日は、39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されながらも、働きながら講演活動を続けている丹野智文(たんのともふみ)さんの実話に基づく映画「オレンジ・ランプ」の上映会が行われました。認知症になってもその人であることに変わりはなく、誰もが「ありのままでいいんだよ」というメッセージが伝えられました。

上映後は、認知症カフェや、連携協定を結んでいる明治安田生命の協力による健康測定会も開かれ、訪れた人は映画の感想などを和やかに語り合っていました。

 

市では、昨年8月に「認知症の人とその家族にやさしいまち・たきざわ」を宣言しており、認知症になっても希望と生きがいを持って暮らせる地域を目指しています。

普及啓発の一環として、9月の世界アルツハイマー月間に合わせて、市役所では、オレンジリング(認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者「認知症サポーター」の証)を窓に浮かび上がらせて啓発する「オレンジリングドレスアップ」を9月19日(金)まで行っています。

(たきざわ魅力発信室作成)

開会挨拶をする武田市長上映会に集まった観客カフェで談笑する参加者カフェで談笑する参加者②カフェで談笑する参加者と市長カフェで談笑する参加者③健康測定をする参加者健康測定をする参加者②当日の展示物の様子