滝沢市の水道は令和7年4月1日で給水開始50周年
滝沢市の水道は、昭和50年4月1日の給水開始から、令和7年4月1日で50周年を迎えました。
これを記念して、皆さんに滝沢市の水道や水源のこと、水道事業のことについて広く皆さんに知っていただき、普段何気なく使われている水道や水環境の保全について関心を深めていただこうと、滝沢市水道給水開始50周年記念講演会が開催されました。
滝沢市水道給水開始50周年記念講演会
1 開催日時
令和7年3月21日 金曜日 13時30分~16時30分
2 場所
ビッグルーフ滝沢 小ホール(滝沢市下鵜飼1-15)
3 内容
(1)水道事業者表彰
(2)基調講演
テーマ「滝沢市・未来の水ビジョン」
講師 水ジャーナリスト・武蔵野大学客員教授 橋本 淳司 氏
(3)パネルディスカッション
テーマ「100周年に向けて 滝沢市の水道に必要なこと」
パネリスト 水ジャーナリスト 橋本 淳司 氏
エムテック株式会社 代表取締役 三浦 朝之 氏
滝沢市長 武田 哲
司会 フリーアナウンサー 村木 香織 氏
4 参加者
約60名
当日の様子


(1)水道事業者表彰
長年にわたり本市の水道事業を支えていただいた富士水工業株式会社、エムテック株式会社に感謝状が贈呈されました。


(2)基調講演
水環境、水道事業を取り巻く環境や問題について振り返り、現在の水の恵みや、災害を最小限に抑えることができている環境は、インフラ整備だけではなく自然生態や人為的生態、人や組織といった要素が組み合わされた「水みんフラ」による恩恵であること。持続していくためには、これを構成する「人」を育てていくことが大切であることなどをご講演いただきました。
また、本市の主要な水源である地下水について、気候変動により今後の有益性が高まっていくことや、価値ある地下水を持続的に利用していくことの重要性についてもお話しいただきました。


(3)パネルディスカッション
本市の水道事業を次の100年へつなげていくために必要なことについて意見交換が行われ、それぞれの立場から思いを語っていただきました。
エムテック株式会社三浦氏からは、事業者としての思いや後継者を育てていくことの必要性などをお話しいただき、武田市長からは、本市の主要な水源である地下水を育む恵まれた環境を守っていくために、市民への周知や理解が必要であることなどが語られました。


会場内展示の様子
会場内には、水道事業の歴史に関する資料が展示されたほか、給水開始50周年記念事業として作成した、新しいデザインのカラーマンホールもあわせて展示されました。

