マイマイガの対策・駆除
市では、民地での害虫駆除作業は行っていません
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マイマイガは、10年周期で大発生し、2~3年継続するといわれています。
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幼虫の毒や毛で、また成虫や卵塊の鱗粉で、皮膚炎等になることもありますので、素手で触らないようにしてください。
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壁などに産み付けられた卵塊を見つけた場合は、翌年以降の発生を抑制するためにも、次の年の春までに駆除をお願いいたします。
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マイマイガ対策について (220KB; PDFファイル)
マイマイガの生態
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マイマイガの成虫は、7月下旬~9月上旬に発生し、寿命は約1週間です。
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照明に飛来する時間は、日没後~22時30分頃が多いです。
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飛距離は、おおむね1km以内です。
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卵塊は、樹幹、軒下、建物壁面、街灯柱などに産み付けられ、1つの卵塊の卵数は、100~1000個です。
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卵塊の中の卵は、4月~5月にふ化し、その幼虫は、約2か月ほどさまざまな樹木・草木に食害をもたらします。
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サナギの期間は、10数日です。
卵塊の駆除
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産み付けられた卵塊は、次の春までに駆除してください。
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卵塊を駆除する場合は、卵塊を覆っている鱗毛を吸い込んだりしないようにゴーグル、マスク、手袋を着用してください。
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駆除した卵塊は、土に埋めるか、ビニール袋などに入れて密封してごみに出してください。
卵塊
卵塊駆除
注意:壁などの卵塊を駆除する際に、プラスチックや硬いものを使用すると壁などに傷がつく場合があります。傷がつく恐れがある場合には、ゴム製のものなど柔らかめのものを使用してください。
幼虫の駆除
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体調が1cmくらいまでは、市販の殺虫剤が効きます。
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体調が1cmを超えたら、バケツの水に中性洗剤を少量入れたものを用意し、捕獲して入れ溺死させます。(水だけの場合は、幼虫は水に浮きます。)
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サナギ・成虫の駆除・対策
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幼虫は、サナギになる前に地面や木の幹に降りてきます。木の幹に寒冷紗を二重(2枚目は上だけを止めます。)に巻き付けておくと、そのすき間に入り、そこでサナギになります。サナギになったら寒冷紗を外して処分します。
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夜間飛来防止のため消灯は有効ですが、防犯面を十分に考慮して行ってください。
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蛾(ガ)専用の殺虫剤であれば効果が期待できます。また、成虫が集まる所に殺虫剤をまんべんなく噴霧しておくと再び寄せ付けない効果があります。ただし、壁や植物に直接噴霧する場合は、変色や葉枯れをおこすことがありますので取扱いは十分に注意してください。
その他
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マイマイガの天敵(鳥、スズメバチなど)を殺してしまうような、生態系に影響を与えるような広範囲・大量の薬剤散布は好ましくはありません。
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天敵がいなくなることも、マイマイガの大量発生の原因の1つです。
(このページの内容のお問い合わせ先)
滝沢市役所
市民環境部
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